パフォーマンスを高めるために必要な、たった一つの視点
仕事でも生活でも、思い通りにいかないことは多くあります。
理不尽なことや、曖昧で答えの出ない問題もたくさんあります。そんなとき、私が大切にしている考え方があります。
「99.9%の、自分ではどうにもならないことは無視して、
0.1%の、自分でどうにかできるかもしれないことに集中する」
これは一見ドライなようでいて、実はとても現実的で、前向きな考え方です。
考えても仕方のないことは、いくら考えても進まない
過去のことや、他人の評価、環境の変化などは、基本的に自分では変えられません。ウクライナの戦争で悲しんでいる人がいると嘆いたところで、世界は何も変わりません。
そこに思考や時間を割きすぎると、肝心の「いま、できること」に手が回らなくなります。
人生も仕事も、コントロールできる部分に集中した人の方が、結果的に大きく前に進めるのではないかと思います。
明らかに「やるべきこと」は存在する
もちろん、世の中は単純ではありません。
白黒つかない問題もたくさんあります。悩み続けることもあるでしょう。
でも、それでもなお、**「やった方がいいと明らかに分かっていること」**は存在します。
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あいさつは、しっかりした方がいい
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人には丁寧に接した方がいい
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毎日少しでも読書をした方がいい
そういうことを、ちゃんと積み重ねるだけでも、毎日の質は大きく変わります。
逆に、**「絶対にやるべきではないことはしない」**という判断も、同じくらい大切です。
「迷うこと」にエネルギーを奪われないようにする
人生には、やるべきかどうか迷うこともたくさんあります。
でも、そうした「迷いごと」が、思考や行動のリソースを大きく奪っていくのもまた事実です。
だから僕は、こう考えます。
「その迷いに、時間を奪われそうなら、今はリソースを割かず、
やるべきことに集中する」
この割り切りは、シンプルでいて、とても有効です。
今は“やらない”と決めてしまうのも、立派な選択です。
組織として、このマインドを共有したい
このような考え方を、僕自身だけでなく、スタッフやチーム全体にも共有したいと考えています。
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自分で変えられることに集中する
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明らかな「善」を積み重ねる
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迷いに流されない判断力を持つ
そんな“しなやかで強いチーム”であれば、目の前の患者さんにも、より良い医療を届けられると信じています。
おわりに
変えられないものを手放し、
変えられるものに集中する。
その中に、日々の成長と、小さな達成感がある。
もし、最近「なんだかうまくいかないな」と感じることがあれば、
この視点を、少しだけ意識してみてください。
※院内ミーティングより
これは、毎週金曜日の朝に行っているスタッフ向けミーティングで話した内容のひとつです。
私たちのクリニックでは、「なぜこの仕事をしているのか」「どうあるべきか」といった価値観の共有を大切にしています。
こうした考え方は、内部のメンバーだけでなく、
訪問診療に関わるご家族や関係者の方、地域の皆さんとも分かち合っていけたらと思い、今回ブログという形にまとめました。