失敗し続ける方が難しい

組織として新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと、いつも言っています。挑戦した方が絶対に得だとも言い続けています。

新しいことを始めるには恐怖心が伴います。それは誰だって同じです。失敗のリスクがあるからです。失敗したら周りから何かしら言われるのも確かです。

では、なぜそんなふうに言うのか。

 

成功確率10%の実験を10回行うことを考えてみます。

失敗する確率は、1-0.1=0.9なので

10回とも失敗する確率は、0.910=0.35 35%しかありません。

つまり、10回やって1回でも成功する確率は65%もあるんです。

 

成功確率がたった10%のことでも、やり続けたら大体は成功が混じってくる。このあまりに単純な事実を意識しておいて損はないと思います。

 

ユニクロの柳井正さんの著書に『一勝九敗』という本があります。この本を表題通りに受け取ると、10回のうち1回成功すれば儲けものと言う意味です。もちろんこういう意図もあるのでしょうが、おそらく、10回打席に立ったものだけが1回の成功を勝ち取ることができるんだ、と言うことなのだと思います。

チャレンジしない限り成功することはあり得ない。失敗してもいいから、どんどん新しいことをやっていこう。

「言うは易く行うは難し」ですが、そんな組織文化を作っていけたらと考えています。

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